ググれカスという言葉について
一番言いたいんだけど面と向かって言えない言葉。それは「そんぐらい調べろよ」
Googleをはじめとする検索エンジン、万能の様に見えて割と万能じゃない。調べればすぐに情報を自分のものにできるような気がするけど、ぼくみたいな人間にとってそれは錯覚であって、ただ知ったような気になるだけ。
技術的なことを調べようとすると特にそういうことを痛感することがある。たとえば作りたい料理のレシピを調べた時に、塩を加えるときに「そもそも食塩とは塩化カルシウムであり、△と同時に用いることで□といった効果が得られる。ここでは◎という効果を用いたいため、このタイミングで用いるのが最適である」みたいな感じで説明されないように、割と適当というか「塩を加えればしょっぱくなる」みたいな前提で言及されていることが多い。
しかし、「塩」で検索するとどうだろうか。
塩(しお)は、塩化ナトリウムを主な成分とし、海水の乾燥・岩塩の採掘によって生産される物質。塩味をつける調味料とし、また保存(塩漬け・塩蔵)などの目的で食品に使用されるほか、ソーダ工業用・融氷雪用・水処理設備の一種の軟化器に使われるイオン交換樹脂の再生などにも使用される。
Wikipediaより引用
とまぁ、一気に無駄な情報が増えてしまい、どっちかというと知りたいことを知ることができない。それにWikipediaの「塩」のページを読んだところで甘くないスイカに塩をかけて食べることについての言及がなかったり、せっかく調べても塩について全てを知ることはできないのだ。
たとえが悪すぎて何が言いたいのかわからなくなってきたけど、まぁ調べるにも調べ方を知る必要があり、それも経験なのである。
つまり、「ググれカス」って言う前に「ググってググり方を身につけろカス」って言ってあげる必要がありますね。って