Windowsの検索でエイリアスを利かせる方法
この記事ではWindows7での「プログラムとファイルの検索」について書いてます。Windows8やWindows10でも同じことが言えるかもしれません。
Windowsの検索がアホ過ぎる件
たとえば、Windowsに標準で付属する「ペイント(mspaint.exe)」アプリを起動したいとします。MacのFinderやUbuntuのUnity Dashで慣れている身としては、Windowsキーを押したあと「paint」とタイプして起動したくなります。
すると、まあ当然といっちゃ当然なんですが、mspaint.exeというプログラムは出てきません。気の利いた検索ぐらいして欲しいですよね。
ちなみに、Unity Dashで「movie」と検索するとインストールされたプログラムの中からmovieに関連しそうなものを持ってきてくれるという気の利いた(とはいっても使い勝手が良いとは言いにくい)検索をしてくれます。
せめてエイリアスを
「ペイント(mspaint.exe)」と打てば「ペイント」アプリケーションが出てくるのであれば、ぼくが「ペイント」と打つように学習すればよい話なのですが、OSの仕様のためにこちらがそうタイプするように強いられるのは納得いかないのでエイリアスで対応します。
目指すはWindowsキーを押して「paint」とタイプ→ッターン(Enter)でペイントが起動する環境です。
下準備
まずはエイリアスを定義するためのディレクトリを準備します。ぼくは適当にC:\ShortCutsというフォルダを掘りましたが、ちゃんと考えるならユーザーディレクトリ以下に配置すべきなのかもしれませんね。
ディレクトリができたらその中に、paintという名前で「ペイント」アプリケーションのショートカットを配置します。(なぜかpaintというショートカットを作ると表示が「ペイント」になる)
ディレクトリにPATHを通す
こんな感じでPATHに先ほど作ったディレクトリを追加します(ぼくの場合はC:\ShortCuts)。関係ないけどRapid Environment Editorは便利ですね。アプリケーションの開発をするようになってからこのツールはかなり重宝するようになりました。
完成!!
と、PATHが通ったところにショートカットを置くことで、検索結果に入ってくるようになりました。こんな感じ。
これで、Windowsキー→Paint→ッターンで起動できるようになりました。これで煩わしい日本語入力も必要なくなりますね。
おまけ
Windowsキー→Paint→ッターンでVisual Studioが起動するようになったぞ!!やったね!!!