PORTABOOKの外付けストレージをどうするか【VHD?リパース?】
はじめに
前の記事でも書きましたが、PORTABOOKのストレージは32GBとこころもとありません。本気で使おうとしたら一瞬にして埋まってしまうであろう容量です。そんな中、筐体の右側についているSDカードスロットを活用しようと思うのは当然の流れで、今回はどういう風に使っていこうかということを考えたいと思います。
まぁこれはPORTABOOKに限った話ではなく、eMMCな最近のWindowsタブレットではSSDの換装がきかないわけなので、みなさん外付けmicroSDで何とか代用できないかと画策しているようですね。今流行のGPD WINなんかでも議論されているみたいです。Cube i7 Stylusの時はM.2だったので換装できて悩むこともありませんでしたが(笑)
どんな方法があるのか
VHD
おそらくVirtual Hard Driveの略?なんだと思いますが、仮想環境向けのディスクイメージを使用する方法です。2chなどでも多く見かける方法で、何やら面倒くさそうなことをやっているイメージです。
懸念事項としてあるのが、ディスクイメージの「ファイル」を扱うわけなので通常のIO以上のオーバーヘッドが発生してしまい、読み書きの性能が活かせないのではないのかという点。PORTABOOKでベンチマークを取ったりしている方は今のところみかけていません…
次に、イメージ破損時のレスキューの厳しさです。あ、これは完全に無知からくる懸念なので一部破損してもレスキューできるとか、そういうことでしたら教えていただけると幸いです。まぁでもSDカードの場合は一部破損なんて状況はありえなくて、壊れるときは全部読めなくなったりしそうだし変わらないのかもしれない…(わかりません、すみません)
また、前回記事のコメントでいただいたはろるど
さんからの
起動時に自動マウントにしておくと便利なんですけど、どういうわけかSDカードスロットにさすとなかなか自動起動しなくて
というコメント。うーむ気になりますね…
リパースポイントの設定
もう一つの方法が、NTFSの機能であるリパースポイントを設定するという方法。これ、PORTABOOKを手にする前は全く知らない便利機能だったんですけど、NTFSってほかのファイルシステムをディレクトリの一部にマウントできるんですね。これがFATでもexFATでも良いっていうんだから便利すぎますよね。
というわけで、僕はこんな感じでC:\sdcardにマウントしてます。ルート(?)の直下にsdcardってフォルダあるの、なんだかAndroidっぽくて気に入ってます(笑)
設定方法は簡単で、「ディスクの管理」からパーティションを選んで「ドライブ文字とパスの変更」とするだけです。あとはフォルダを作ってそこを指定すればマウントされるようになります。
終わりに
というわけで、今回はVHDとリパースポイントという機能について紹介させていただきました。ぼくの場合はVHDにちょっと不安を感じたのでリパースで使ってみることにしています。
現在はC:\sdcard\OneDrive
にOneDriveの同期をさせ、C:\sdcard\Applications\
にアプリケーションをインストール(展開)しています。アプリケーションといってもポータブルアプリばかりでガッツリレジストリをいじる系のものはまだ入れていませんので、今後チャレンジしていく予定です。
それはそうと、
サンワサプライ Mac用microSDカードアダプタ ADR-MMICRO
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- 発売日: 2015/07/01
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
普通のサイズのSDカードでは筐体からはみ出てしまう端末用に、こういうmicroSDを小さいサイズのSDカードに変換してくれるアダプタがあるんでそれをポチったのですが、まだまだ届きません…
出っ張っている状態だと持ち運びに支障をきたすのでろくに外に持ち出していません…なぜmicroSDスロットにしなかったのだKING JIMよ…!