おはよう君需要なし

求不得苦な日々

Jetson nano用にACアダプターを用意しました。

Jetson nano用のケースを買ったものの、まだ使うに至っていなかったので、重い腰を上げてセットアップしました。

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Jetson nano

nodemand.hatenablog.com

microSDを焼く

nvidiaからダウンロードできる Jetson nano用のOSイメージをmicroSDに焼いて起動させます。

昔は DD for windows みたいなので焼いてた気がするんだけど、 最近は Etcher というソフトが有名らしいので今回はそれを使ってみました。

オープンソースだしなかなか良さそう・・・?)

実際に焼いてみるとパーティションが何個もできて本当にあっているのか不安でしたが結果的には起動したのでオッケーみたいです。

起動させる

ここらへんはRaspberry Piなどと同じですね。

microUSBを挿せば勝手にロゴが表示され(microSDが刺さっていないと表示されない)ます。

が、 ここで ロゴ表示直後に電源が落ちる問題 にみまわれました。

ケーブルが悪い

そのへんに転がってたケーブルを使った私が悪いのもあるんですが、どうもケーブルを変えたら起動するようになったので、

ケーブルの問題だったみたいです。こういうのがあるからUSB電源ってちょっとな・・・と思う部分があります。

しかしなお落ちる

ブートが完了し、Ubuntuインストーラが起動したんですが、そのタイミングで落ちました。

使用していたACアダプタは5V 2.4Aのもので、一般よりちょい高めの出力のACアダプタだったんですが無事死亡。

ACアダプタに切り替えじゃ~~~~!!!

というわけで本編です。

USBっていつの間にか給電でも一般的に使われるようになってしまいましたが、イマイチ安定しないというのが個人的なイメージです。

ぶっちゃけ充電用だったら接続している間の電流がちょっと小さくなるぐらいなら問題ない、みたいな感じで設計されてそうだからです。(全部イメージです)

Jetson Nanoのフォーラム によれば、 4Aまで流せるDCジャックがあるのでそれを使え、とあります。

If you want to run stressful workloads in the (default) 10W power mode,
you should instead use a DC barrel jack power supply (with 5.5mm OD / 2.1mm ID / 9.5mm length, center pin positive) 
that can supply up to 5V⎓4A

使うための準備

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J48

画像向かって右側にあるのが DCジャック(J25) です。

中央辺りに ジャンパピン(J48)が立っていて

Add JUMPER TO DISABLE μUSB PWR

とあります。μUSB(microUSB)給電を無効化するならジャンパせよとあります。

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J48

ですのでこれを

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ジャンプ!

適当にジャンプします。

私は家に転がってた適当なジャンパを使いました。一般的なものでいけると思います。

サンワサプライ ジャンパピン TK-JMP1

サンワサプライ ジャンパピン TK-JMP1

ジャンパを刺したあとはACアダプタを挿せばまた起動しますので、普通に使えます。

終わりに

今はJupyterLabを入れて適当に触っています。 これからどう使っていこうかな・・・

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ちなみに今回使ったACアダプタはこの製品のものを使用しました。↓

この製品、めちゃくちゃLEDが眩しくて使うのやめちゃったんですよね・・・

PAV-HMS420 分解レビュー

以前購入した プリンストンNAS、PAV-HMS420ですが、過去記事でも紹介したとおり Thecus社のN2810PROのOEMという噂がありました。

nodemand.hatenablog.com

さらに、同社のWindows Server版であるW2810PROには、 2つのリムーバブル3.5インチベイの他に2.5インチのシャドウベイがあるということで、あわよくばそれも使ってみたいなと考えていました。

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http://www.archisite.co.jp/products/thecus/w2810pro/ より引用

N2810PROにはW2810PROのシャドウベイ用のソケットが残されていることは下記のレビューサイトで確認することができました。

www.techpowerup.com

PAV-HMS420については、不人気の日本製品だからかレビューサイトすらありませんね・・・(悲しい)

N2810PROのOEMということで間違いない

まずは、本家の純正Thecus OS 7.0を焼いてみるとN2810PROと認識しましたので、PAV-HMS420 = N2810PROと考えて良さそうです。

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N2810PROを焼いた図

シャドウベイはある

結論から言うと上記サイトと同じで、W2810PRO用のシャドウベイ用ソケットが残されていました。

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サイドパネルを外す

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バックパネルを外すと・・・

というわけで以下の2ステップでシャドウベイのソケットにアクセスすることができました。

  1. サイドパネルを外す
  2. バックパネルを外す

ですね。かんたん。

2枚目の写真から確認できる通り、NASの側面にネジ留めできるようになっています。

終わりに

前回記事でも書きましたが、この筐体、普通にBIOS画面が開けるので起動ドライブはこのシャドウベイも選べると思います。

つまり、x86ならOS入れ放題!というわけで、一般的なNAS筐体よりは自由度がだいぶ上がると思います。何よりもコンパクトなのが嬉しいですね。

これから先はいかにこのシャドウベイを使用していくかですが、

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特殊な形状のソケット

写真からも分かる通り、SATAの電源供給をしているソケットは特殊な形状をしていますので、同様のケーブルを探すか、自作するしかありません。

私の力では同様のケーブルを見つけることができなかったので、後者の手法を取りたいと思いますがうまくいくか不安がのこります。(ケーブルご存知でしたら教えて下さい。)

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つながるコネクタもゲット

ケーブル・コネクタについては秋葉原の秋月のお兄さんが見つけてくださったので、あとはピンアサインを調べて実際に繋いでみたいと思います。

それではまた!

余談

それはそうと、pci-eが接続できる TS-251B というNASも胸アツな製品ですね。

pci-eつなぐにはちょっと加工が必要らしいですが。誰かTVチューナとか搭載してみた人いないのかな・・・