失敗していたWindows Update (KB3033929)に成功した話
最近、WindowsUpdateに失敗するのが続いていて、非表示にしてしまった更新プログラムがあります。 それが題名のKB3033929です。
KB3033929とは
まぁ詳しい内容はマイクロソフトの公式が詳しいのでそちらを参照していただくとして、 どういった内容でも重要なセキュリティ更新がアップデートできないのは気持ちの悪いものです。 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3033929
どんな状況だったか
ぼくが陥った状況はこの更新プログラムを走らせた後に再起動を要求され、再起動すると「更新に失敗しました」って出て、元に戻します~~~みたいな感じで・・・まぁ起動は遅くなるわ毎回27MB近くのデータをダウンロードするわですごくうざったい。
前に配信されたKB3035131をインストールしていないと失敗するみたいな情報を見かけましたが、 これはWindowsUpdateを手動でやってく特異な人向けというか、すくなくとも推奨設定にしているぼくには無縁で、 確認したところちゃんとインストールされていました。
今日
なんかふっとWindowsUpdateを見てみると新しいのが配信されていたので、なんかKB3033929をインストールしていないことで今後のWindowsUpdateにも悪影響及ぼしたら嫌だなぁということで、解決策を調べてみました。
まぁするとですね、公式ページ([ここ]https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3033929)にこんなことが描いてあるんですよね。
マイクロソフトでは、プライマリ ブート ローダーとして Windows ブート ローダーが有効になっているシステムではこの更新プログラムを正常にインストールできること、および Windows 以外のブート ローダーがプライマリブート ローダーとして指定されているシステムでは、ユーザーがそのローダーを使用して Windows を選択した場合でもこの更新プログラムをインストールできないことを確認しています。
もう本当にビンゴもビンゴ、大ビンゴ。当方、Thinkpad X220にSATAとmSATAを使用して片方Windows、もう片方にUbuntuという構成で使用しているんですが、Windows起動時にはmSATAの方にインストールされているGrubを使用して起動していました。
というわけで
どうしたかというと、結局BIOSからSATAのSSDに入っているWindows用のブートローダーからWindowsを起動させることで、更新することができ事なきを得ました。
あとがき
今回はたまたまWindowsのブートローダーからも起動できるようにする方法でLinuxとのデュアルブートを構成していたので問題なかったのですが、ひとつのディスクにパーティションを分けてWindowsとLinuxをインストールしてる人はこの問題にどうやって対処すればいいんでしょう・・・
WindowsのブートローダーでLinuxを起動させてる人ならこの問題には直面しないだろうけど、もしMBRにGrubをインストールしてしまっていたら、Windowsのブートローダーの導入をしなければならない??WindowsUpdateひとつのために??面倒くさそう・・・
まぁ何はともあれ、ちゃんとサポートされた状態でWindowsを使いたいのであれば、素でWindowsが起動できる状態も残しておくべきですね。