PAV-HMS420 分解レビュー
以前購入した プリンストンの NAS、PAV-HMS420ですが、過去記事でも紹介したとおり Thecus社のN2810PROのOEMという噂がありました。
さらに、同社のWindows Server版であるW2810PROには、 2つのリムーバブル3.5インチベイの他に2.5インチのシャドウベイがあるということで、あわよくばそれも使ってみたいなと考えていました。
N2810PROにはW2810PROのシャドウベイ用のソケットが残されていることは下記のレビューサイトで確認することができました。
PAV-HMS420については、不人気の日本製品だからかレビューサイトすらありませんね・・・(悲しい)
N2810PROのOEMということで間違いない
まずは、本家の純正Thecus OS 7.0を焼いてみるとN2810PROと認識しましたので、PAV-HMS420 = N2810PROと考えて良さそうです。
シャドウベイはある
結論から言うと上記サイトと同じで、W2810PRO用のシャドウベイ用ソケットが残されていました。
というわけで以下の2ステップでシャドウベイのソケットにアクセスすることができました。
- サイドパネルを外す
- バックパネルを外す
ですね。かんたん。
2枚目の写真から確認できる通り、NASの側面にネジ留めできるようになっています。
終わりに
前回記事でも書きましたが、この筐体、普通にBIOS画面が開けるので起動ドライブはこのシャドウベイも選べると思います。
つまり、x86ならOS入れ放題!というわけで、一般的なNAS筐体よりは自由度がだいぶ上がると思います。何よりもコンパクトなのが嬉しいですね。
これから先はいかにこのシャドウベイを使用していくかですが、
写真からも分かる通り、SATAの電源供給をしているソケットは特殊な形状をしていますので、同様のケーブルを探すか、自作するしかありません。
私の力では同様のケーブルを見つけることができなかったので、後者の手法を取りたいと思いますがうまくいくか不安がのこります。(ケーブルご存知でしたら教えて下さい。)
ケーブル・コネクタについては秋葉原の秋月のお兄さんが見つけてくださったので、あとはピンアサインを調べて実際に繋いでみたいと思います。
それではまた!
余談
それはそうと、pci-eが接続できる TS-251B というNASも胸アツな製品ですね。
QNAP NAS TS-251B ベイ PCIe拡張スロット内蔵 10GbE接続対応可 デュアルコア 2.0GHz CPU搭載 高速データ転送 スナップショット機能
- 出版社/メーカー: QNAP(キューナップ)
- 発売日: 2018/09/21
- メディア: Personal Computers
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pci-eつなぐにはちょっと加工が必要らしいですが。誰かTVチューナとか搭載してみた人いないのかな・・・