OpenWRT で HUAWEIのモバイルルーターを使用する
はじめに
以前、504HWをOpenWRTで使用する、といった内容を書きました。
すると、TOMATOさんから
調べていて気づいたのですが、GPL2化したHuawei CDC NCM ドライバ kmod-usb-net-huawei-cdc-ncm がOpenWrt 19.07のopkgに含まれていますね
といったコメントをいただきました。なるほど、もうパッケージとして取り込まれていて、自分でビルドする必要はないのか~~と思いきや。
NCMってドングルを使うためのモジュールっぽい??感じで使うことはできませんでした。
(/dev/cdc-wdm0 というデバイスファイルが見えるようになりましたが、ウンともスンとも言わず・・・)
HUAWEI Data Cards Linux Driverを使用する
というわけで、kmod-usb-net-huawei-cdc-ncmをインストールするために、 AG300Hは OpenWRT 19.07.6 にあげてしまったので、 なんとかしてこのまま HUAWEI Data Cards Linux Driverを使えるようにできないかな?と重い腰を上げて取り組んでみました。
そしてできあがったのがこちら
使い方
やり方は前回と同じです。
終わりに
思ったより簡単に修正は完了しました。
が、何やら不穏なログがdmesgに吐かれています。
とりあえずはまぁ使えるので放置しておきますが、気が向いたら修正します。
なんか見てると usbnet.c がベースになっているようで、これを使っていい感じにできないかなぁとか。思ったりします。
約10ドルで買える FPGAボード EBAZ4205 を購入してみました
AliExpress で売られている学習用FPGAボードが 10ドルを切っているというのが話題だったので、 前々からFPGAを勉強してみようという気持ちもあり購入してみました。
とりあえず今回は起動したよ~というところまで書きます。
サマリ
このリポジトリに全部書いてあるので写真以外読む必要ないです。
はじめに
2000円未満で買えるFPGAボードを知っているか??
https://ja.aliexpress.com/w/wholesale-ebaz4205-zynq.html
マイニング需要が減少し、投げ売りされるようになったとTwitterでちょっと前に話題でした。
購入
私は 2020年12月19 日に購入し、約3週間ちょいでとどきました。
なかなか届かず、発送状況も更新されなかったのでウワー釣られたか~~~?と思いましたが、 無事届き安心しました。
写真
というわけで写真でご紹介。
開封した
サイズ感としてはこんな感じ。Raspberry Pi 2個分って感じですね。
ピンヘッダ類が同梱されていたぞ
私が買ったのにはピンヘッダやらSDカードのスロットやらが同梱されていました。SDカードのスロットハンダ付けは鬼やなーと思っていましたが、SDカードから起動できるようにするにはレジスタ(超ちっちゃいやつ)をR2584
から R2577
に張り替える必要があると、知り、ヒェーとなりました。(これできんのかな・・・)
あと、ACアダプタのソケット?が同梱されていたけど、どこに繋ぐのか謎w
繋いでみた
というわけで、やっつけですが電源を入れてみました。 5V - 12V で動くとあったので、適当に乾電池4本で動かしました。VCC繋ぐ場所として、
J3
J5
: ファンのコネクタの場所J4
: GPUの補助電源みたいなコネクタDATA1
~DATA3
: 白い20ピンコネクタ
があるんですが、 D24
のダイオードを繋がないと J3
~ J5
は使えないので、とりあえず DATA1
に繋ぎました。
調べると D24
を短絡してる猛者がいましたが、そういうのもアリかもしれません。(またはDATAのところにある他のダイオードを奪ってつけてもいいかも)
あと、到着した基板には水晶発振器が付いていないのが気になりましたが、起動には問題ありませんでした。
UART 見てみた
というわけでブートローダーを見てみます。
例によって変換アダプタは持ってないのでArduino UNO使ってますw

Arduino Uno Rev3 ATmega328 マイコンボード A000066
- メディア: Personal Computers
RAM 256MB ということで、何ができるか悩ましいですが、とりあえず色々いじってみたいと思います。(これEthernet繋ぐとマイニング始まっちゃったりするんだろうか)
おまけ
`EBAZ4205
の Adapter Board
なるものも売ってましたが高すぎッ!!