HUAWEI P9を購入しました。
はじめに
「Huawei Mate 9」が発表されましたが、ライカのダブルレンズとはいかがなものかと思い、今となっては型落ち(系統が違うっぽいのでなんともいえない)な「Huawei P9」を購入してみました。
理由
買いたかった主な理由としては、カメラが優秀なAndroid端末が欲しかったことです。以前はXperia Z3 Compactを使用していたのでカメラ性能に不満はなかったんですけど、フロントパネルが割れてしまい、中華パーツで延命を図るもまたすぐに壊れてしまったのです。
そこで、以前使用していた「SC-02F GALAXY J」にロールバックしAndroidはGALAXY J、iOSはiPhone6の2台体制で生活していました。
GALAXY Jのカメラ品質
最近はコンデジを持ち歩かなくなってしまい、日々の写真などはスマートフォンで撮影することが多くなりました。Android端末にはLINEを入れていることもあり、GALAXY Jで撮影することも多々あるのですが、正直カメラが良いなと思ったことは一度もありません。
ということもあり、iPhoneで撮影したデータをDropbox経由でAndroidに送って送信なんてこともしていました。これならコンデジ持ち歩いたほうが良さそうですよね(笑
ということで、AndroidでiPhoneみたいにいい感じの写真が撮れればいいなってことで購入したのがこの端末です。
P9 ファーストインプレッション
私個人の感想を書かせていただきます。
箱はかなり高級感あって、おお~~力入ってるなぁという感じでした。ちなみにこれ、GALAXY Jで撮影した写真なんですがなかなかにひどい・・・
付属品がもりだくさんですごい
付属品はかなり充実しています。ケースを買おうか迷ったんですけどTPUっぽいケースが付属していたのでそれを使用しています。フィルムもついているなんて太っ腹!
過度なiPhoneリスペクトにドン引き
これに関してはもう本当「シルバー」を購入したことを後悔するぐらいに最悪でした。前の付属品の写真を見てもらえればわかるんですが、ケーブルの梱包の仕方からしてiPhoneリスペクトがヒシヒシと伝わってきます。
iPhoneみたいなデザインってそんなに人気なんでしょうか・・・。iPhone使ってる人に「あ、それiPhoneのパクリ?」みたいなこと言われるの端末が良いだけにすごく残念に思うんですけど、そこらへんどうなんでしょうかね・・・
カメラ性能
さすがにこれはGALAXY Jと比べると雲泥の差です(笑。被写界深度がまず違ってよくボケますし、露出補正・シャッタースピード・ISO感度・測光モードなどデジカメ張りの設定可能項目の多さにビックリします。
ダブルレンズである利点の一つ、ワイドアパーチャ機能ですが、これはあまり効果を発揮できるシチュエーションにめぐり合っていないのでちゃんとレビューはできないんですけど、機能としては楽しいし便利だと思います。
本体性能
これはあまり差を感じられませんでした。元のGALAXY JがRAM 2GBのSnapdragon 800と、当時としては結構いい感じのスペックであるためかと思われますが、特にサクサクなったようには感じません。
むしろタッチにもたつきが感じられ、ナビゲーションバー(戻る・ホーム・アプリ切り替え)のボタンが意図したタイミングで入力することができず何度か入力しなおしになったりします。これは単にこのサイズの端末に不慣れなために感じるだけなのかもしれません。
ユーザインタフェース
アプリ切り替えが使いづらい
Androidのアプリ切り替え、ぼくは標準のカード方式が使いやすいと思ってるんですけど、なんかiPhoneみたいなのになってしまっていて非常に使いづらいです。特にP9みたいな大きい端末だとアプリを切り替えが片手だと困難なので、この方式を取り入れたのは悪手かと思います。
まとめ
もう一回り小さいと良い感じなんですが・・・って印象です。カメラ性能は申し分ないのでバリバリ使っていきたいと思います。スクロールがもたつくなどの問題は単に不慣れなだけかもしれないので、今後注意深く見ていきたいと思います。
しかし、期待したほど性能向上はしてないみたいなので、GALAXY Jなんかはもう3年前の端末なんですが、まだまだ戦えてしまいそうな気がしてきました(笑
Ubuntu on PORTABOOK (その1)
はじめに
「その1」とか書いちゃいましたが、その2以降あるかは微妙ですw
もうすでにいろんな人が挑戦しているので、二番煎じ感は否めませんがUbuntuが好きなWindowsユーザーによるUbuntu導入の挑戦です。
Ubuntu
Ubuntu使用歴は7年ぐらいです。といっても完全に「使用歴」なのでメインはUbuntuを使ってWebサービス作る~とかなのであんまりOSの技術的なことはわからないですし、できることといっても公開されてるソースコードをちょこっといじって目的のデバイスでも読み込まれるようにする程度でたいしたことはできてません。ちゃんと勉強したいとは思うんですが。
Ubuntuのインストール
使用したUbuntuのバージョンは「Ubuntu 16.10 Desktop」です。理由はlinux kernel 4.5.1以上を使用したかったこと、16.04のインストールで一回こけたことが主な理由です。
lubuntuでもxubuntuでもなくUnityつんでる本家Ubuntuです。別に理由はないです。使い慣れているだけ。
ポリシー
ネットの情報を見ていてもUbuntu on PORTABOOKはまだ試験的な段階を超えてはおらず、「Wi-Fiが使えない」「バッテリーステータスが見えない」「スリープできない」「キーボードの一部キーが使えない」などできないことが多すぎるので、いきなりWindowsのパーティション消してインストールしてバリバリ使おう!なんて気は起きません。
ということで、今回のインストールはUSBメモリに行い、Windowsの環境は残したままでやろうかと思います。見た目こそノートPCですが中身はタブレットと変わりませんので文鎮化は怖いです。
やり方
インストーラーでESPパーティション作るだけで、他はメインのストレージにインストールするときと手順は変わりません。
(わからなかったらコメントでリクエストしてもらえれば画像付きで手順書きます。)
【64GB】 SanDisk/サンディスク USB Flash Drive Cruzer Fit USBメモリー 海外リテール SDCZ33-064G-B35 メ
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インストール先のUSBドライブはSandiskのCruzer fitシリーズです。このサイズのUSBなら挿したまま蓋を閉じることができるので持ち運びにも便利です。自分が使ったのは8GBですが、64GBがこの値段とは安くなったものです。
インストールしたらこんな感じ
USBが出っ張らないのでスマートな見た目!(SDカードは出っ張るけどw)
ブートするデバイスを切り替えるときはスプラッシュスクリーン(?)でESCキーでBIOSに入ります。
「Windows Boot Manager」または「ubuntu」を選びます。なんで「ubuntu」2個あるんだ…。後でebootmgrとかで直そう。
grubが開きます。
ばばぁん。いつものUbuntu Desktopが開きます。
使用感
上ではUSBが出っ張らずスマートな見た目!とか書いてますが、実際は現段階ではWi-Fiが使えないのでハブを繋いで使用しています。ハブに先ほどインストールしたUSBとWi-Fiドングルを繋いでくっつけます。当然これだと蓋は閉じませんw
また、最悪なのは「キーボードに使えないキーがあること」。バックスラッシュとかアンダーバーが打てません。この時点でキーボードレイアウト変えないとコーディングには使用できませんね… しかもキーボードレイアウトが変態、とかそういう状態ならまだいいんですが、xevで見てみてもイベント自体が出てないのでドライバの問題なんですよねたぶん。
あとディスプレイが時たま怪しくなるのがすごく怖いですw
おわりに
Wi-Fi、ドライバあてるぐらいで何とかならないかと思っていたんですが、そんな簡単な話ではありませんでしたw。SDIO規格を多用しているあたり、結局PCの皮をかぶったタブレットなんだなぁと痛感させられました。
比較的簡単にUbuntu試せるので、腕に自信のある方にはオススメだと思います。まぁでもデバイス的にフルなLinuxよりChromeBookとかのほうが向いてる気もします。
あ、あと試すんだったら8GBだとすぐイッパイイイッパイになると思うので、実用を考えるのであれば32GBまたは64GBのUSBメモリに入れたほうがいいと思います。
参考にさせていただいたページ
キングジム XMC10 に Debian testing 改め Ubuntu 16.10 をインストール - Plamo Linux 日記
キングジム ポータブック XMC10 に linux をインストールした際の付属キーボード認識方法 - Plamo Linux 日記
キングジム PORTABOOKへのlubuntuインストール – Раздан-3
内蔵キーボードを認識させる部分では大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。