中華Windowsタブレット「Cube i7 Stylus」でUbuntuが動いた
はじめに
格安中華(といっても30kはした)タブレットを購入して、Wacomの筆圧感知が使えるぜイェーイといっていましたが、お絵かきマンではないので 届いてから一週間もすればネタも尽きてきます。
Ubuntuが動くのか
というわけで、今回はUbuntuを動かしてみました。前回14.04を試してみたところディスプレイがらみの問題が発生してしまったようで表示できていなかったんですが、 今回は16.04を試してみました。
USBからブートできる
Windowsをインストールしたときもそうだったんですが、ブートするときにはUSBメディアとキーボードが必要になります。
BIOSに入るにはESCを連打です。(Windows10を起動していた場合は「Shift押しながらシャットダウン」をする必要があるかもです。)
すんなり起動
BIOSからUbuntuのブートドライブを選択すればそのままUbuntuが起動します。
Wacom認識されてるやんけ!
というわけで、起動してみてビックリしたのは何もしなくてもWacomのペン入力をすでに認識していたところです(上写真)。さすがUbuntu。
Ubuntu での Wacomの使い心地
Ubuntuにおけるお絵かきソフトとして名高い「krita」を使ってお絵かき(笑)をしてみました。
フツーに筆圧感知が使えてお絵かきできそうです!。・・・しかしパームリジェクションがWindowsで使用したときほど効かないのでそこは問題ですね・・・
さすがCore M、サクサク動くぜ!!
このタブレット、搭載しているCPUが「Core M 5y10c」なので、とってもパワフルです。Atomのタブレットなどで試してみたことはないのでよくわからないのですが、特にストレス無く使用することができる印象でした。
結局、Ubuntuで使える?
というわけで、USBブートでちょっと遊んでみた感じなんですが、ぼくの官職としては実用に耐えうるレベルではない、という印象です。
Ubuntuで使おうと思わないわけ
Wi-Fiが素の状態で使えない
「RTL8723bs」というチップを積んでいるんですが、それのドライバが標準じゃ使えるようになりません。使えるようにするにはドライバを手動でインストールしなきゃいけないわけですが、かなり億劫ですよね。時間があったらチャレンジしてみようかと思いますがそもそもWindows10で使えるならそれで使えば良いんじゃないのーって思ってしまいます。
そもそもUbuntuがタブレット用に設計されていない
まずタブレットとして使用しようとするとキー入力の段階で詰みます。標準状態ではランチャから検索してアプリケーションを起動することすらできません・・・
おわりに
というわけで、今回はUbuntuを試してみました。ぼくはUbuntuが大好きなので、タブレットで使用できたら素敵だなーと思うんですが、まぁ今後のタブレット版に期待したいところです。
動いても仕方ないとは思うんですが、i7 Stylusの廉価版にあたる「Cube iWork11」でもUbuntuが動くのかは気になるところですね!